ヤシロとは、ヤとシロから出来ている言葉です。
ヤは、屋・家です。
シロは、苗代のシロのように「そのもの」を意味します。
そこでヤシロとは、「神様のいらっしゃる家」ということになります。
日本の神様は清らかさを好みなさいます。
例えば海や山は穢れのない場所で、昔の人は、海や山を神様のお住いになられる場所と考えました。
特に山は、人が頻繁に出入りする所ではなかったようです。
このように神様は海辺の清らかな場所に寄り着きなさったり、森の木立に降りていらっしゃると信じられたので、海辺や山上に神社が多いわけであります。

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