感謝のご祈念、お願いごとのご祈念などです。
存じ上げている方は、熱心に毎日ご神前で手を合わせて神様に感謝のご祈念をなさる崇敬心の厚い方であります。
しかし、この方が、ある時仕事関係の方から無体な扱いを受け、あまりの酷い対応の仕方に心が折れられたそうです。
その話を存じ上げておられる神職の方に相談なさった処、その神職の方は、「神様にお願いされましたか」と聞かれた由です。
この方は、感謝のお願い事はしておられるものの、自分の悩みごとの解決などをお願いしてもすぐに叶えて頂けるかもわからず、また神様にお願いするよりも自分で何とかした方がと思っておられたと、この神職の方に話されたそうです。
神職の方は、人を恨むお願い事はしてはならぬものの、自分に問題が降りかからないようにその人を神様のお力で諭して頂くお願いはよろしいのではとおっしゃったそうです。
それ以来、この方は、何が起こっても子が親にその日のことを話すように、神様にご祈念なさるようになられた由です。
ある時気が付かれたところ、問題は、知らぬ間に無くなっていたそうです。

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