「人形」とかきまして、「ひとがた」とも「にんぎょう」とも読みます。
夏越の大祓祭や年末の大祓祭では、「ひとがた」に祓う方の名前と数え年を書きまして、息を三回吹きかけ、祓う人に替わって、「ひとがた」をお焚き上げしまして、災いや病苦を祓います。
ひな祭りはこれが大掛かりになったものであります。
その一方、「呪いのにんぎょう」というが如く、「にんぎょう」に悪魔などが憑依致します。
魂や霊は、人間の姿にそっくりな人形にも入ってしまうために起こることであります。
その形が妙であれば妙な霊が寄り着きます。
時々悪魔の形の人形をお持ちの方もおられるようですが、人形を持たれるなら、気持ちのよい、良い形の人形を持たれるのが肝要だそうです。

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