ところで、平安貴族は掃除を徹底した由です。
その理由は、穢れは人に災いをもたらすものと考えたからだそうです。
そこから敷衍しまして、穢れと同じ汚れも嫌ったために、掃除を徹底したそうです。
これは、神道にも当てはまります。
神道では清浄を大切と考え、ご神前に向かう前に手水舎で手や口を清め、ご神前の前では、鈴を鳴らして鈴祓によりまして、心身を浄めます。
何度も何度も清めてから神様に対峙するわけであります。
掃除は、部屋に溜まりました、汚れを取り払うと共に、部屋の換気を良くし、良き気を部屋に取り込みます。
掃除の意義を再確認しまして大掃除をされますと、益々マガツ神のマガゴトを追い払い、善き気を身近に引き寄せることが出来るようです。

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