残念ながら、京都は、曇りで、まったく見ることが出来ませんでした。
次回は、12年後との由、その時を楽しみに待ちたいものです。
ところで、昔は、多くの地域で、現在用いられております太陽暦よりも、月の満ち欠けによる太陰暦が用いられてきましたのは、月の満ち欠けの方が、その変化を理解しやすかったことにもその理由がありそうです。
月は、あたしたちの生活には切っても切れない重要な役目を持っております。
月の神様と申しますと、月読命様であります。
月読命様は、天照大御神様や須佐之男命様とともに「三貴神」と呼ばれるほど、大切な神様でありますが、古事記には、ほとんど登場なさいません。
しかし、日本書記には、月読命様のことが書かれているところがあります。
それは、地上界に住む食物神 大気津比売神(オオゲツヒメ)を切ってしまわれたために、天照大御神様と完全に決裂為さり、それゆえに、昼と夜が出来たというものです。
月読命様をお祀りしている神社は少ないのですが、月読神社(京都市西京区)や、伊勢神宮内宮・月読宮(三重県伊勢市)、そして伊勢神宮外宮・月夜見宮(三重県伊勢市)などがございます。
この機会に、お参りなさるのもよろしいかと存じます。

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