ホームページを開設しました http://kyotodaijingu.jp/
お問い合わせはこちらから http://kyotodaijingu.jp/form/postmail.html

2021年06月17日

正座

最近は、都会では畳のある家も少なくなってきているようです。

そのためか、正座のできない方、あるいは短時間しか座ることのできない方も多く、神社でも、そのような方々を考慮しまして、胡床 ( こしょう )と申します椅子にお座り頂き、ご神前に立って頂き、玉串奉奠(たまぐしほうてん)と申します玉串を奉って頂いてご祈念頂く作法でお参り頂く神社が多くなってきているようです。

このお祭りの仕方を立礼(りつれい)と申します。

京都大神宮の御殿は畳敷きでありますが、お参りの方の便宜のために、胡床 ( こしょう )も置かせて頂いております。

しかし、本来日本での神様へのご祈念は、座り込んでしたものです。

伊勢神宮では、神職は、玉砂利の上にござの様なものを敷きまして、その上に正座をして祭事を斎行いたします。

奏上します祝詞には、額突く(ぬかづく)という表現があり、これは、「ひたいを地や床につけて、お辞儀や礼拝をする」という意味であります。

つまり、参拝者は、ご神前で、座ってお願い事をするという意味であります。

無理をなさる必要はありませんが、祭事は、20分ほどですから、可能であれば、正座なさって、参拝なさると、また違った感動をお持ちになられるかもしれません。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 神道へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
6月のミニ朱印「水無月」「南天」6-1-R3.jpg
syaoku.jpg巫女立ち位置ver.2.jpgmiko.jpg楠.JPGしおり11-7-H29.jpg七色鱗型お守り6-1-H30.jpg小宮と大地主の命photo 3-28-H31.jpgミニ朱印帳と朱印9-12-R2.jpg巫女の授与品3-16-R3.jpg朱印帳と朱印袋3-16-R3.jpgお守りと絵馬一覧3-16-R3.jpgお守り各種4-27-R3.jpg南天 ドクダミ 紫陽花6-2-R3.jpg6月の季節印「ダリア」6-1-R3.jpg6月の書置き限定の朱印「夏越大祓」と「風待ち月」6-1-R3.jpg夏越の祓6-1-R3.jpg
posted by miya at 05:30| Comment(0) | 神主からの言葉

神道の特徴とは

世界には多くの宗教があり、人々を導いてまいりました。

さて、多くの宗教の中にありまして、神道の特徴を考えますと、まず、清浄をあげることが出来ます。

日本書記によりますと、天武天皇様は、明・浄・正・直・勤・務・追・進の八つの徳目をもって冠位の名称として定められた由です。

そして、その中でも「浄」、つまり清らかであることを日本人は大切にしてきました。

江戸時代末期、欧米人が日本にやってまいりました時、日本人の清潔好きに感銘を受け、その清潔さにより日本の文明の高さを認識したということが伝えられております。

また一人当たりの石鹸の使用量は、日本人が世界一だそうです。

神道の特徴として、「静謐」も挙げられます。

世界の宗教を見ますと、賑やかなものが多くあります。

日本の祭りも賑やかでありますが、ご神前での祭事は、とても静かなものであり、祝詞奏上以外は、終始無言です。

こういった神道の特徴を意識しながら、祭事に臨まれますと、神道に対しまして違った視点を持たれることが出来ると思います。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 神道へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
6月の書置き限定の朱印「夏越大祓」と「風待ち月」6-1-R3.jpg
qr_guide_kekkon.gifqr_guide_sanpai.gifqr_guide_sanpai.gifqr_guide_sanpai.gifsyaoku.jpg鈴持ち巫女後ろ向きドラフト 最終版 5-23-H28.jpg巫女祓鈴持ち完成データ 6-22-H28.jpg七色鱗型お守り6-1-H30.jpg京都大神宮ムック6-21-R2.jpeg朱印説明6-21-R2.jpeg朱印ムック6-21-R2.jpegミニ朱印帳と朱印9-12-R2.jpg巫女の授与品3-16-R3.jpg朱印帳と朱印袋3-16-R3.jpgお守りと絵馬一覧3-16-R3.jpgお守り各種4-27-R3.jpg夏越の祓6-1-R3.jpg6月の季節印「ダリア」6-1-R3.jpg
posted by miya at 05:27| Comment(0) | 神主からの言葉

人形につきまして

人形に付きまして、お問い合わせを頂いております。

京都大神宮では、人形(ひとがた)、あるいは、形代(かたしろ)を6月30日に斎行いたします水無月祓、あるいは夏越の祓いの前と大晦日に行います大祓祭の前にご希望の方に渡ししております。

年二回の大祓祭は、それまで6か月間の間に知らず知らずのうちにあたしたちに付いた罪穢れを神様に祓って頂くことを祈念するお祭りであります。

さて、人形は、あたしたちに代わってお祓いを受けるものであり、願い人、おひとりおひとりがそれぞれ、ご自身のお名前と数え年を人形に書かれ、三度息を吹きかけて、一種の御霊移しをして頂き、お心持の初穂料とともにお納めください。

時々、家族全員の名前をお書きになられている方もいらっしゃいますが、家族であってもお一人一枚にお書きください。

また、身体で辛いところを人形で軽くさすって頂いても結構です。

大祓祭の後、お納めいただいた人形は、お焚き上げをして祓い清め、神様のもとにお届けいたします。

大祓祭の後、気持ちがすっきりとしたというご感想を頂きます。

昨今の感染症の流行の時など、平時にもまして、重要かと存じます。

なお、お書きになりました人形は、30日の5時までに到着でお納めくださいますようお願い申し上げます。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 神道へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
6月の季節印「ダリア」6-1-R3.jpg
syaoku.jpg110531_163358.jpg巫女座り.jpg楠.JPGしおり11-7-H29.jpg七色鱗型お守り6-1-H30.jpg小宮と大地主の命photo 3-28-H31.jpgミニ朱印帳と朱印9-12-R2.jpg巫女の授与品3-16-R3.jpg朱印帳と朱印袋3-16-R3.jpgお守りと絵馬一覧3-16-R3.jpg南天 ドクダミ 紫陽花6-2-R3.jpg夏越の祓6-1-R3.jpg
posted by miya at 05:21| Comment(0) | 神主からの言葉

2021年06月16日のつぶやき








posted by miya at 00:01| Comment(0) | 神主からの言葉