ホームページを開設しました http://kyotodaijingu.jp/
お問い合わせはこちらから http://kyotodaijingu.jp/form/postmail.html

2021年06月19日

受け入れることと受け入れないこと

多くの宗教で、目の前に迫ったことに抗うのではなく、まず受け入れることが肝要であると説きます。

その一方、大きく飛躍するためには、現状を受け入れることなく、挑戦することが必要であるとも説きます。

どちらがあたしたちがとるべき道なのでしょうか。

存じ上げている神職の方によりますと、この二つは、矛盾しないのだそうです。

宗教で説きます、「目の前に迫ってきたことに抗うのではなく受け入れる」というのは、「迫ってきたことを否定するのではない」という意味だそうです。

例えば病気になったとします。

人は、そのような時、まずどうして自分だけがと思い、それは何かの間違いではないかと否定し、どうしようかとあたふた致します。

とてもよく理解できますが、それでは問題解決につながりません。

まずは、抗うことなく病気になったことを認め、受け入れ、現状で、何が自分にできるのかを考え、出来ることをすべてやることにより現状打破を図り、そして、やることはやったからあとは神様に任せきるのが、あたしたちの取るべき道なのだそうです。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 神道へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
6月のミニ朱印「水無月」「南天」6-1-R3.jpg
syaoku.jpg巫女立ち位置ver.2.jpgmiko.jpg楠.JPGしおり11-7-H29.jpg七色鱗型お守り6-1-H30.jpg小宮と大地主の命photo 3-28-H31.jpgミニ朱印帳と朱印9-12-R2.jpg巫女の授与品3-16-R3.jpg朱印帳と朱印袋3-16-R3.jpgお守りと絵馬一覧3-16-R3.jpgお守り各種4-27-R3.jpg6月の季節印「ダリア」6-1-R3.jpg6月の書置き限定の朱印「夏越大祓」と「風待ち月」6-1-R3.jpg夏越の祓6-1-R3.jpg
posted by miya at 06:29| Comment(0) | 神主からの言葉

結婚式と宗教

キリスト教徒の人々は、教会で結婚式をなさいますが、日本では、本来結婚式と宗教は無関係でありました。

時代劇などで結婚式の様子が描かれるときがありますが、一般的には、自宅で、あるいは、庄屋で行い、あるいは、料亭などで行ったもので、家族親族で食事を共にする披露宴が中心であり、そこに宗教が関わることはありませんでした。

しかし、明治時代初期からキリスト教による結婚式が日本で執り行われ、「八紘一宇」という言葉を作ったことでも有名な田中智学(たなかちがく)も一夫一妻制の重要性も鑑み、宗教的な結婚式を考えたようです。

神前結婚式は、一般的には、大正天皇陛下が皇太子殿下の時に宮中三殿において結婚の儀をなさったことから世間の要請もあり、京都大神宮と東京大神宮で斎行されたとなっていますが、実は、それにさかのぼって、京都大神宮では、冷泉家と神前結婚式の祭式を吟味して創始し、京都大神宮で、日本で最初の神前結婚式を斎行いたしました。

現代につながる結婚式の歴史も面白いものです。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 神道へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
6月の書置き限定の朱印「夏越大祓」と「風待ち月」6-1-R3.jpg
qr_guide_sanpai.gifqr_guide_kekkon.gifqr_guide_sanpai.gifqr_guide_sanpai.gifsyaoku.jpg鈴持ち巫女後ろ向きドラフト 最終版 5-23-H28.jpg巫女祓鈴持ち完成データ 6-22-H28.jpg七色鱗型お守り6-1-H30.jpg京都大神宮ムック6-21-R2.jpeg朱印説明6-21-R2.jpeg朱印ムック6-21-R2.jpegミニ朱印帳と朱印9-12-R2.jpg巫女の授与品3-16-R3.jpg朱印帳と朱印袋3-16-R3.jpgお守りと絵馬一覧3-16-R3.jpg夏越の祓6-1-R3.jpg6月の季節印「ダリア」6-1-R3.jpg
posted by miya at 06:24| Comment(0) | 神主からの言葉

ご祝儀

結婚式や披露宴に招かれますと、奇数の金額の現金を入れたご祝儀を持参いたします。

ご祝儀袋には「水引」が付きますが、様々な結び方の中で、一度結ぶとほどきにくく、結婚が末永く続くことを願って、「結び切り」あるいは、「あわじ結び」が一般的とされます。

しかしかつては、結婚祝いの品は、なるべく挙式の一週間ぐらい前までに持参したものです。

そして、式の一週間前までに祝いの品を届けられないときには、当日持参するのもやむなしとされたようです。

それに加えまして、当日、かさばるものであれば移動も大変となるため、現金を渡すことに変わったようであります。

時代の流れに合わすのもしょうがないと思われますが、移り変わりに注目し、その意義を思い起こして、出来るものは復活させるのも面白いかもしれません。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 神道へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
6月の季節印「ダリア」6-1-R3.jpg
syaoku.jpg110531_163358.jpg巫女座り.jpg楠.JPGしおり11-7-H29.jpg七色鱗型お守り6-1-H30.jpg小宮と大地主の命photo 3-28-H31.jpgミニ朱印帳と朱印9-12-R2.jpg巫女の授与品3-16-R3.jpg朱印帳と朱印袋3-16-R3.jpgお守りと絵馬一覧3-16-R3.jpgお守り各種4-27-R3.jpg夏越の祓6-1-R3.jpg
posted by miya at 06:14| Comment(0) | 神主からの言葉

2021年06月18日のつぶやき








posted by miya at 00:01| Comment(0) | 神主からの言葉