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2021年06月21日

追善

仏教では、追善供養がございます。

追善という考え方は、中国において、仏教が儒教の影響を受けた結果生まれたものでありまして、遺族が故人に代わって善を追加することで、故人を速やかに成仏させることを目指すものであります。

法要を営むことは、この追善供養のためだそうです。

あたしたちの本体である魂は、この世での御霊磨きやお役目が終わりますと、この世を卒業しまして、あたしたちの本来の場所であります神様の元に戻ります。

そこは、この世とは異なり、思いが瞬時に実現する理想郷のようなところでありますが、そこで安穏と暮らすかと申しますと、そうではなく、霊界での御霊磨きがあるのだそうです。

それは成仏にもつながりますが、あたしたちは、そのお手伝いをすることが出来ます。

そのやり方とは、神道では、祖霊舎でご先祖様に、あたしたちが幸せで暮らしていることをお伝えし、ご先祖様のご冥福、つまり冥界での幸福をお祈りすることだそうです。

そのような祈念は、先祖様を喜ばせ、霊界での御霊磨きに活き、その喜びは、あたしたち自身の喜びとして、この世に戻ってくるのだそうです。

この世とあの世は遠く離れているのではなく、隣り合い、お互いに影響を与え合っているのだそうです。

追善は、あたしたちへの追善でもあるのだそうです。ある神職の方から教えて頂きました。
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しおり11-7-H29.jpg巫女の授与品3-16-R3.jpg朱印帳と朱印袋3-16-R3.jpgお守りと絵馬一覧3-16-R3.jpgお守り各種4-27-R3.jpg6月の季節印「ダリア」6-1-R3.jpg6月の書置き限定の朱印「夏越大祓」と「風待ち月」6-1-R3.jpg
posted by miya at 00:40| Comment(0) | 神主からの言葉

宗教とは

宗教とは何なのでしょう。

宗教界の問題も散見され、宗教離れも起こっていると伺います。

また、科学至上主義で、宗教など信じられないといわれる方もおられます。

しかし、それでも宗教はなくならないのはなぜでしょう。

宗教が禁止されていた共産主義国のソ連が崩壊した途端に、ロシア正教会は、往時の勢力を盛り返し、プーチン大統領を含めた党幹部の人々も熱心な信徒であったことが露見しました。

宗教とは全く無関係だったのですが、死の宣告をされた途端に熱心に古事記を読みだされた方を存じております。

多くの宗教で、魂の永遠性、目に見えない世界の存在、神様のことなどが説かれます。

それらを否定しても否定しきれない、否、それらなしには、あたしたちは生きられないのが真実のようです。

強く否定している方を拝見しますと、その否定の力を利用して、生きているおられるようにさえも思えます。

さすれば、それぞれの方のやり方で、宗教を取り入れた生活を目指されるのが肝要です。

そのような生活の仕方は、難しくも堅苦しいこともありません。

神様に生かされていると意識し、常に神様への感謝を忘れないようにし、困ったことがあれば、神様に頼り、神様に頼ったので善き方へ導きくださると安心するだけです。

それはあたしたちの精神的な安定につながります。

ある神職の方から教えて頂きました。
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syaoku.jpgqr_guide_sanpai.gifqr_guide_kekkon.gifqr_guide_sanpai.gifqr_guide_sanpai.gif鈴持ち巫女後ろ向きドラフト 最終版 5-23-H28.jpg七色鱗型お守り6-1-H30.jpg京都大神宮ムック6-21-R2.jpeg朱印説明6-21-R2.jpeg朱印ムック6-21-R2.jpegミニ朱印帳と朱印9-12-R2.jpg巫女の授与品3-16-R3.jpg朱印帳と朱印袋3-16-R3.jpgお守りと絵馬一覧3-16-R3.jpg6月の季節印「ダリア」6-1-R3.jpg
posted by miya at 00:24| Comment(0) | 神主からの言葉

工事安全祈願祭

最近、工事安全祈願祭のお問い合わせをたくさん頂きます。

工事安全祈願祭とは、新しい建築物を構築なさるにあたり工事を担当する人たちの安全を神様に祈願するお祭りであります。

通常、建築をなさるときには、まず、建築物を建てる土地を平地にして、地鎮祭を斎行し、そのあと、上棟祭、竣工祭とお祭りを斎行いたします。

最近は、上棟祭を行わない方や、竣工祭を行われない施主の方もおられますが、工事関係者の方に伺いますと、地鎮祭さえも行わない方が多いそうです。

ところが、工事関係者の方々はご経験から、地鎮祭などを行わないで、工事に取り掛かりますと色々と問題が起こることが多いことを知っておられるため、施主さん抜きで、工事関係者の方々のみで、工事安全祈願祭にてご神前に工事の安全を祈念なさる由です。

お祭りをせずに、木を伐りますと霊障が多く起こるために、ご祈祷を願われる方はたくさんおられます。

否、お祭りをしないなら木を切ることを引き受けられない方もたくさん存じ上げています。

工事安全祈願祭に参加された工事関係者の方はとても安心した面持ちでお帰りになります。

神道では、魂は、生き物のみならずすべてに存在すると考えます。

また、それぞれの土地はその土地の産土の神様が御守りくださっています。

経費削減も重要ですが、やはり、土地の神様や、様々なものに宿る魂に敬意を示して、事に当たられた方が、余計な問題に遭遇しないようです。
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syaoku.jpg110531_163358.jpg巫女座り.jpg楠.JPGしおり11-7-H29.jpg七色鱗型お守り6-1-H30.jpg小宮と大地主の命photo 3-28-H31.jpgミニ朱印帳と朱印9-12-R2.jpg巫女の授与品3-16-R3.jpg朱印帳と朱印袋3-16-R3.jpgお守りと絵馬一覧3-16-R3.jpgお守り各種4-27-R3.jpg夏越の祓6-1-R3.jpg
posted by miya at 00:17| Comment(0) | 神主からの言葉

2021年06月20日のつぶやき








posted by miya at 00:01| Comment(0) | 神主からの言葉