国学の四大人の一人、本居宣長(もとおりのりなが)翁が彼の著書である『古事記伝(こじきでん)』の中で、過去、現在、未来という時代の流れがあって、我々は、「今の時代を生かされている。そしてその生かされている時代を一生懸命に全力尽くして生きていく」これが神道の根本的な考え方と述べておられます。
「今のこの瞬間を精一杯生きていく」ということが、神道の真髄であります。
今この世に生まれていること自体が、ある意味で奇蹟であり、そして生かされていることも奇蹟であります。
この奇跡を改めて認識し、今を楽しみ、思いっきり生きるのが肝要だそうです。
しかも、この今この瞬間にフォーカスするという考え方は、今話題のスピリチュアル系の考え方の中心でもあります。
いま世界で神道の根本的な考え方が共有されています。
今・この瞬間だけは、あたしたちの自由になり、今ここで生きている限り不安も心配も病も悪しきことはすべて関係ありません。
そしてそれこそ神様の子供であるあたしたちの生き方の肝だそうです。
実際、あたしたちは万能で、不可能なしなのだそうです。

にほんブログ村















