この方の友人は、「使えるお金は一杯持っている」ということが自慢なのだそうです。
さすれば、事業の成功者などの億万長者かと申しますと、その様なことはなく、いたって小さなお家に住まれ、つつましやかな生活をおくっておられ、預金もほとんどない方だそうです。
しかし、この方の面白いところはお金が必要な時になりますと、たまたま友人がお金を工面してくださったり、想像もしなかったところから入金があるのだそうです。
従いまして、蓄財をしようと考えられたこともないそうです。
熱心に毎日神社を参拝される方だそうですが、ご信条は、あたしたちは神様の子供であるので、神様がこの世を生き抜くための最低限のことは準備をしてくださっているので心配することはないというものだそうです。
その一方、お金を貯めることに熱心になられ、蓄財をなさいますが、どこまで貯めても心配の種が尽きず、蓄財自体の心配に時間を費やされる方もおられます。
どちらが間違いということはありませんが、余剰の蓄財はなくても使えるお金を持っているのが本当のお金持ちであるような気がいたしますし、その点から見ますれば、実はあたしたちは全てお金持ちなのかもしれません。

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