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2022年05月10日

鼠と大国主神

「古事記」上巻に大国主神様が兄弟たちに追われて根の国に逃れ、須佐之男命の娘の須勢理毘売命と結婚なさるという話が載っております。

その時、大国主神様には様々な課題が課せられます。

大国主神様はまず蛇の室に入れられ、さらにムカデと蜂の室にいれられたりされます。

その後、須佐之男命は鳴鏑(なりかぶら)を野原に射て、それを取ってくるようにと大国主神様に命じなさいます。

そこで大国主神様は野原に入られます。

すると須佐之男命様は火を放って野を焼かれます。

その時に、鼠が出てきて、大国主神様に「内はほらほら 外はすぶすぶ」と教えました。

「内は洞穴で、外は狭くなっている」といった意味です。大国主神様は大地を踏んで土の中の洞穴に落ち込み、そこに隠れて火が過ぎ去るのを待たれました。

火が去ってしまうと、先の鼠が鳴鏑を銜えて出てきて、大国主神様に捧げました。

こうして、大国主神様は須佐之男命の試練を克服して葦原中国の主宰神にまで成長なさります。

鼠は、古代社会では、救済者であったようです。

また、神様の使者というべき性格が与えられていたようです。
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posted by miya at 03:36| Comment(0) | 神主からの言葉

屋船神

屋船神様(やふねのかみさま)に付きまして、お問い合わせを頂いております。

地鎮祭などで、屋船神様の名前が唱えられますが、この神様は、家屋を守る神様とされております。

木の神様であります「くくのちのみこと」と、屋根の材料であります草の神様である「かやのひめのかみ」の二柱の神様をさします。

なお、大黒柱があるリビングは、大黒天が守護するといわれているようです。あたしたちは知らぬ間にたくさんの神様に護られているわけです。

改めて神様に感謝申し上げたいものです。
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posted by miya at 03:32| Comment(0) | 神主からの言葉

国常立命

国常立命(くにとこたちのみこと)は国土を支えるという意味の名前をお持ちになられる神様で、日本書記の本文では、筆頭に登場する神様であります。

天地開闢の最初に現れた神様とされます。

一方、古事記では、造化の三神を含む五柱の神々の後に誕生した神代七代(かみよななよ)の神々の内、最初に生まれなさった神様とされます。

古事記よりも日本書記が重んじられた中世に於きましては、国常立命は最も重要視され、神道界に大きな影響力を持ちました吉田神道では、宇宙の根源である別格の神様、「大元尊神(だいげんそんしん)とされました。

しかし、国学の隆盛とともに古事記が重んじられ、国常立命はアメノミナカヌシ様に置き換えられていきました。

因みに熊野三山の熊野速玉大社相殿などにお祀りされています。
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posted by miya at 03:20| Comment(0) | 神主からの言葉

2022年05月09日のつぶやき








posted by miya at 00:01| Comment(0) | 神主からの言葉