このことをもう一度意識しなおすのが肝要です。
八百万の神様と申し上げますのは、神社にお祀りされております神様をはじめ、路傍の花や石にも、川にも山にも、植物にもそして、動物にも、勿論それぞれの人間にも神霊が宿ると理解するということであります。
また、大工さんに伺いますと、建築が終わり、竣工式などを致しますと、一瞬家が光るように感じることがある由、その時、家に魂が入ったと思われるそうです。
つまり、家など物にもご神霊が宿るわけであります。
これは、どういうことかと申しますと、神様がお創りなさった全てのものには、神様の魂のかけらが入っており、そこには、差がなく、全てが神様であるということを意味いたします。
日本人は、古来、動物にも名前を付けて可愛がり、針なども、針供養をするなど、やはり物に宿るご神霊を邪険にしませんでした。
このことは日本人の、ものを尊重し大切にする基であります。
しかし、最近このことを忘れている方もおられるようです。
もう一度思い出し、全て差を付けずに神様として大切にやさしく、尊敬をもって接したいものです。

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