父君は、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)陛下で、母君は、神功皇后であらせられます。
神功皇后は、身重の身体で朝鮮半島への遠征に赴かれ、そののちに無事に皇子を出産なさったとの伝説があります。
生まれたばかりの皇子の腕に「ホムタ(鞆〔とも〕、弓を使用するときに左腕に付ける武具)のような特徴があったことから、胎内にいながらすでに軍を率いていたという意味で、「胎中天皇」とも呼ばれます。
因みに記紀の内容は、応神天皇を境に歴史的な叙述へと比重が移っていますので、神代と人の時代の境に位置するご存在であります。
そして、なにより応神天皇は、八幡様との名前で人く親しまれている八幡神社の御祭神であります。

にほんブログ村




















