転じて海や海原そのものを指す場合もあります。
「ワタ」は海の古語、「ツ」は「の」を表す上代語の格助詞、「ミ」は神霊の意であるので、「ワタツミ」は「海の神霊」という意味になります。
日本神話に最初に登場する綿津見神は、オオワタツミ(大綿津見神・大海神)であります。
伊邪那岐命(伊弉諾尊・いざなぎ)と伊邪那美命(伊弉冉尊・いざなみ)二柱の神様の間に生まれました。
御神名から海の主宰神と考えられております。
日本書記では、ワタツミの正体を龍としております。
その宮がいわゆる「龍宮城」で、民話などでも広く親しまれる存在となりました。

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