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2022年08月11日

天宇受売命(あめのうずめのみこと)

天宇受売命(あめのうずめのみこと)は、芸能の神格を持つ日本最古の踊り子であり、神楽や俳優といった日本芸能の祖神とされます。

巫女的な性格を備え、宮廷祭祀に関わる猿女君(さるめのきみ)の祖ともされます。

天岩戸神話では、岩戸に隠れられた天照大御神様を外に誘い出すために、岩戸の前に集まった大勢の神々の前で踊られます。

すると多くの神々は大きな笑いと歓声を上げ、岩戸の前は大変楽しくにぎやかな雰囲気に満ちました。

その騒ぎが気になった天照大御神様が外を除いたところ、アメノタヂカラオ命が手を引いて外に導いたことで世界に太陽の光が戻ったとされます。

この時に披露した踊りが、今も神前で行われる神楽(かぐら)の原型とされています。

『日本書紀』には「巧みに俳優をなし」と記され、日本芸能のルーツとされる女神様です。

神楽の語源は「神座(神が宿る場)」であるといわれ、神を招き、降臨してきた神様を歓迎し祝福するために神座において踊りを捧げることを意味します。

同時に神楽には神様の心を楽しませ和らげる「神遊び」という意味も含まれているそうです。

天岩戸神話は鎮魂祭(ちんこんさい)の起源を語るものとも考えられています。

鎮魂祭とは、太陽の活力の再生と天皇様の遊離した魂を取り戻すことによって、世の中の平安を祈願する儀式です。

天岩戸の前で神懸りした踊りで天照大御神様の関心をひき、心を開かせ、活力を取り戻させます。

ウズメという名前については、様々な解釈がありますが、有力なものに「ウズ」とは神事の際に頭に挿す枝葉や花を意味する「挿頭(かざし)」からきているという説があります。

この場合は枝葉や花は、神霊を招き宿らせる一種の寄り代の機能をもつものと考えられ、そこから、ウズメとは「神事における特別な役割をする髪飾りを挿した女性」をさします。
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posted by miya at 04:25| Comment(0) | 神主からの言葉

菊理媛神(ククリヒメのカミ)

菊理媛神(ククリヒメのカミ)は、イザナギ神とイザナミ神が言い争いをしているところへ仲裁に入り、その場を上手にとりなす和合の神様として記されます。

菊理媛の「くくり」は「括る」とされ、「縁結びの神」また「縁切りの神」としても崇敬を受けています。

菊理媛神(ククリヒメのカミ)は「日本書紀」の一場面にのみに登場されます。

それは黄泉の国から逃げ出そうとした伊弉諾尊様と、それを追ってきた伊邪那美尊様(黄泉大神)が黄泉平坂で言い争いをする場面です。

この時菊理媛神(ククリヒメのカミ)は、黄泉の国に通じる道の番人である泉守道者(よもつもりみちびと)と一緒に現れ、伊弉諾尊と伊邪那美尊双方の話を聞いて、うまくこの場をとりなします。

これにより伊弉諾尊様は無事にこの世に帰ることができました。
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posted by miya at 04:20| Comment(0) | 神主からの言葉

淤加美神(おかみのかみ)

淤加美神(おかみのかみ)は、「神産み」においてカグツチ神がイザナギ神に切られた際に血から生まれた神様で、水の神様や雨乞いの神様として信仰されています。

神名の龗(おかみ)は龍の古語であることから、原像は美しい女性に化身して人間の前に現れる龍神(蛇神)か、その神様に仕える巫女の神格化とされます。

高淤加美神(タカオカミ)と闇淤加美神(クラオカミ)は同一の神様、または、対の神様とされ、その総称が淤加美神(オカミノカミ)とされます。

水の神様はその性格によって様々で、井戸神、灌漑用水の神、漁業の神、火難よけの神などの特徴があります。

タカオカミ神を祭神とする神社は京都の貴船神社を本源とする貴船社系を中心に全国に分布する雨乞い信仰の神社など約三百社にのぼります。

貴船神社は古く朝廷から祈雨、祈晴の神として崇敬され、水の神様として農業、醸造、染織、料理飲食、浴場などの業種の関係者から信仰を集めています。

貴船社のご祭神はタカオカミ神とされていますが、古書などにはクラオカミ神ともミズハノメ神ともいわれています。
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2022年08月10日のつぶやき








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