この神職さん、決して順風満帆といった人生ではなく、随分いろいろと苦労されてきた方であります。
しかし、最後の最後、もうだめと思うところまで来ますと、神様から救いの手が差し伸べられるそうです。
これまで何度も、もっと早く救って下さらないかと神様にお願いなさったそうです。
しかし、その願いはかなわなかったそうです。
ある時、ある想いが頭をよぎったそうです。
確かに直ぐに助けて頂くことは神様にとっては簡単なことですが、それでは御霊磨きにはならないのかもしれないと。
それ以来、神様にご祈念はなさるものの、最初から助けを期待なさらず、自分でできるだけのことをするようにされたそうです。
しかし、やはり、「もうだめ」と思うときには、神様から救いがあるそうです。
この神職さんは、どなたも、ともかくできることをするのが肝要で、しかし、神様は絶対に助けて下さるとの思いを捨てぬが良いとおっしゃいます。

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