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2023年05月05日

端午の節句

本日、5月5日は、「端午の節句」です。

男の子の誕生を祝うとともに、その健やかな成長を祈る行事です。

古代中国では、月と日に同じ奇数が重なる日を忌み嫌い、その日には邪気を祓う様々な行事がありました。

「端午」とは「はじめの午の日」を意味し、もともとは特に五月に限った日ではありませんでしたが、午の日の「ウマ」という字は「ゴ」とも読むため、ウマという字の音が五月五日の「五」、数字の「五」の音と混同されていったようです。

端午の節句には、子供の誕生を祝うとともに、その健やかな成長を祈って五月人形を、飾ります。

また、江戸時代、武家では家紋を染め抜いた幟や吹流を戸口に立てていました。

これをまねて町人が、威勢のいい鯉を描いた幟を飾りました。

のちにこれが立体化し、幟の先端につるしていた小さな鯉がやがて独立して大きな鯉のぼりになりました。

なぜ鯉かと申しますと、中国の黄河の上流にある龍門という急流の滝を登り切った鯉は龍となって天へ昇るという「登龍門」の故事にちなんでおり、鯉は生命力の強さと「立身出世」を象徴しているからであります。

端午の節句(たんごのせっく)では、菖蒲湯(しょうぶゆ)に入る風習があります。

また、粽(ちまき)や柏餅を食べることで子どもの健やかな成長を祈願します。

家族で端午の節句を祝って子供の成長を祈念したいものです。
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端午の節句記念限定の書置きの朱印「端午の節句」と「鯉のぼり」5-2-R5.jpg
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posted by miya at 00:48| Comment(0) | 神主からの言葉

心の態度で

ある神職の方から教えて頂きました。

古い諺に「陽気の発する処、金石(きんせき)また透(とお)る」というのがあるそうです。

その意味するところは、「心をどのような場合にも消極的にしてはならない。あくまでも積極一辺倒で人生にまい進すれば、そこに成功があり、成就があり、健康があり、長寿がある」というものであります。

病の時、心がもしも病に負ければ、治る病も治りは致しません。

反対に、医者が匙を投げ、治らないと決められた様な病でありましても、心が病に打ち勝っているような、積極的精神でありますと、その病が治らないまでも、医者が驚くほど長生きをするというようなことが、実際しばしばあるようです。

それほど、心の態度が重要だそうです。

しかし、あたしたちはそう強くはありません。

さすれば、毎日、神様に手を合わせ、神様にもお手伝いいただき、あたしたちは神様の子供だから、心も神様の様に強いのだとの確信の下に毎日を過ごすのが肝要だそうです。
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posted by miya at 00:45| Comment(0) | 神主からの言葉

我が国における疫病は

新型コロナウィルスの感染も減少し、また、各規制も緩和されてきました。

平常な生活も戻りつつあるようです。

この機会に我が国における疾病を顧みますと、疾病蔓延の最古の記録は、「日本書記」崇神天皇の五年でありまして、「国内に疾病(えのやまい)多くして、民死亡(おおみたからまか)れる者(ひと)有りて、旦大半(なかばにす)ぎなんとす」とあり、当時の国民の半数近くが疾病により亡くなったようです。

翌年には、百姓の多くが土地を離れてさまよい、天皇陛下に叛(そむ)くものまで現れるほどになり、天神地祇に祈られ、皇徳をもってしても、この疾病を治められなかったのでした。

この状況下にあっては、天皇陛下はこれまでの天孫降臨以来、同床共殿(どうしょうきょうでん)で代々住まいの皇居と同じ所に祀ってこられた天照大御神様と倭大国魂(やまとおおくにたま)の神威を恐れられ、まず、天照大御神様を笠縫邑(かさぬいむら)にお遷ししたことが、現在の伊勢神宮の創祀に繋がります。

さらに大物主神(おおものぬしかみ)のお告げにより、大田田根子命(おおたたねこのみこと)をもって大物主神を祀る神主にし、市磯長尾市(いちしのながおち)をもって倭大国魂を祀る神主にすれば、必ず天下泰平になるというもので、これによって疾病が収まり、現在の大神神社(おおみわじんじゃ)、大和神社(おおあまとじんじゃ)の創祀に繋がりました。

こうして、国内に疾病や天変地異がおこらぬよう、日々祈られるのが天皇陛下のお役目になりました。
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syaoku.jpg110531_163358.jpg楠.JPG七色鱗型お守り6-1-H30.jpg小宮と大地主の命photo 3-28-H31.jpg巫女の授与品3-16-R3.jpg朱印帳と朱印袋3-16-R3.jpg神宮大麻と京都大神宮の神札6-6-R2.jpg大祓詞プレイト1-24-R4.jpg交通安全のストラップ他2-1-R4.jpg一粒万倍の札と福財布4-22-R4.jpg新しい巫女印の祈念朱印10-15-R4.jpg巫女の授与品10-15-R4.jpg御朱印帳10-15-R4.jpg干支「卯」のしおり12-31-R4.jpg一粒万倍 1-1-R5.jpgお守り各種2-3-R5.jpg京都大神宮at京都散歩4-5-R5.jpeg京都散歩表紙4-5-R5.jpegくしびのお守り4-16-R5.jpg5月の季節印「菖蒲」5-1-R5.jpg
posted by miya at 00:41| Comment(0) | 神主からの言葉

2023年05月04日のつぶやき








posted by miya at 00:01| Comment(0) | 神主からの言葉