十言の神咒(とことのかじり)とは、十の言霊で神様の御名を唱える、祝詞の一種です。
ここで言う神様とは、日本神話に登場する最高神である天照大御神のことを指します。
天照大御神の呼び方は十言の神咒においては「アマテラスオオミカミ」となり、発音するとちょうど十文字です。
十言の神咒は、「神道天行居」の創始者である友清歓真(ともきよよしさね)氏が世に広めたものであり、唱えることによって天照大御神に、さらには八百万の神々に呼びかけることが出来るのだと言われています。
十言の神咒は、運気を上げて願い事を成就させるというご利益と、邪気を払う効果を持つ祝詞だと言われています。
ただ、まことに面白いことに、豊受大神も「とようけのおおみかみ」と十文字です。
天照大御神に加えて、豊受大神と唱えられてもよろしいのではないでしょうか。
そして、もう一つ、大きな力を持つ言葉があります。
それは、「ありがとう」です。
これが五文字、2度言われると十文字になります。
さすれば、「ありがとう、ありがとう」と唱えられるのもよろしゅうございます。
「ありがとう」と唱えますと、周辺が有難い事、つまり幸せで満ちるようになるようです。

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