神道には修業はありません。
霊能者の神職も、高級霊の神職も確かにおられます。
しかし、ほとんどの神職は、普通の人であります。
他宗教のような修行によって、霊力を高めるようなことも致しません。
さらに、神道では、言挙げをしないと申しまして、言葉に出して主張したり、揚言したりすることを避けます。
神職がすることは、神様へのお取次ぎのみであります。
祝詞奏上により、参拝者の方の想いを神様にお伝えいたします。
神道は、宗教でもありません。
宗教の「宗」は、「大いなる」という意味であり、宗教とは、「大いなる教え」を意味します。
しかし神道は経典宗教ではなく、「教え」はありません。
神様の宿られる自然を規範として用います。
神道とは、日本とはまことに面白いのです。
この曖昧模糊とした環境で、ザビエルが来日時、既にキリスト教は日本で布教されていたと喝破されたような見事な民度を日本人は、持っていたわけであります。
そういった宗教はなくても、立派な民度を保ってきた日本の国柄を顧みる時が来ているようです。

にほんブログ村



























