希望は実現の母といわれますが、恐怖もまた実現の母であります。
なぜなら、「心に強く描いたものが形にあらわれる」という根本法則がどちらにも働くからであります。
希望はそれが熱烈に望まれるときに常に強烈にその有様が描かれますが、恐怖も強烈であればあるほど間断なくその恐るべき場面が心に描かれます。
どちらも同一の心の法則で実現するのだそうです。
とりわけ恐れるもの、嫌悪するものは常に心に描かれてはなれないから厄介なのだそうです。
さすれば、まずは悪しきことを心に描かないようにし、それでも心から払しょくできずに、悪しきことが起こりました際には、自分の魂を磨く道場としてそのまま受け入れて、その体験を卒業する時、逆境は、変じて順境に替わると理解するのが良いそうです。
どのような場合にも、不安で心に凝りを作らず、その凝りを前向きにとりのぞくのが肝要だそうです。

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