注連縄は、一般的に神域とそうでない場所を区別する結界の一つと云われます。
また、一説には注連縄と紙垂は雲と雨、そして稲光を表すともいわれます。
ところで、ご質問はどうして伊勢の神宮には、注連縄がないのかとの由です。
神宮は、注連縄の風習が広がる以前からの様式を守っておられるのかもしれません。
神宮では、神域全体が聖域であり、結界を示すものとして、鳥居や榊が使われています。
神宮でも、各神社の前でも、鳥居をくぐられるに際して、或いは、注連縄をくぐられるに際して、神様に敬意を示され、一礼をしてお入りなさるのがよろしゅうございます。

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