神道では、言霊と申しまして、言葉に宿る力に注目し、善き言葉を使う様に説きます。
しかし、難しいのは、良い言葉と思って用います言葉にも逆の効果を表す言葉もあるということです。
その中で、安心して用いられます言葉に、「大丈夫」という言葉があるそうです。
最近では、「大丈夫」よりも「平気」を用いられる方も多いようですが、自分や相手が最大級に「丈夫」である状態を示すこの言葉ですが、「丈夫」とは、「健康」で「頑丈」なさまを表す言葉として使われています。
また「夫」ですから、特に昔の日本では強く堂々とした男性、「益荒男(ますらお)」を指して言われていたようです。
しかも中国では、「丈夫」な男性を満たす条件は強く堂々としているだけでは足りず、豊富な知識や人望も兼ね備えた人をさすそうで、「菩薩」のことを意味したようです。
どのような境遇にありましても、「大丈夫」と云われますと、安心し、勇気が湧いてまいります。
実際、神様の子供であるあたしたちは神様に護られており、「大丈夫」なのだそうです。
「大丈夫」といって、その事を思い出させてあげる、魔法の言葉なのだそうです。

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