日本人は、古来「生きる」ことは「息をする」ことであり、「息をする」ことは、とりもなおさず「生きる」ことだと捉えてまいりました。
あたしたちは生みの親から息を受け継ぐ存在であり、そのため、「息子」、「息女」、「御子息」、「ご令息」と云うそうです。
また、古代の大和言葉では、「し」は「息」、「風」を意味していたそうで、古代の日本に於きましては、息が止まることが、「死」であったそうです。
死ぬときは、「息を引き取る」、「息が絶えた」ともいい、生き返った時には、「息を吹き返した」と申します。
左様に生きるとは、まさに、息をすることであり、自分の息に集中することにより自分自身に戻れることにもつながるようです。

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