そのため、ピタゴラスは、数字がこの世をすべて司るとさえ考えました。
今、みなが使っている音階も、数字の法則によって生み出されました。
石上神宮に伝わる、おまじないには、数字を一から十まで数えるものがあります。
数字の力を感じさせるものです。
これは、多くの神社にも伝わり、祝詞の中に、一から十まで唱えられる神職の方もおられます。
ゲマトリアしかりで、数字の中に意味を取られるもの、また数字による占いも多いようです。
「四」は、「死」、「九」は「苦」につながるとして嫌うところがある一方、ピタゴラスは4を最高の数字と考え、また陰陽道では、9は奇数を陽と考えその最大の数のために最高の数と考えるなど、それぞれの数字は素晴らしかったり悪かったりで、定まっていません。
実際神様が創られた数字は全て必要で、悪しきものはないそうです。
普段何気なく使っている数字に注目して、その力をお借りしたいものです。

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