本来、産土の神様は、あたしたちが産まれた土地にある神社に祀られている神様です。
昔は、引っ越すことは頻繁ではありませんでしたから、産土の神様が氏神様であることも普通でした。
しかし、最近は、引っ越しも珍しいことではなくなりました。
さすれば、引っ越しをなさるときには、先ずは産土の神様にその旨をご報告なされ、次に引っ越し先の近くにある神社が新しい産土の神様になられますので、引っ越してこられたことをご報告なさるのが肝要です。
産土の神様も引っ越しに伴いバトンタッチをなさいます。
しかし、生まれ故郷に、ご両親や親類の方がおられ、帰省なさるときには、元々の産土の神様にご挨拶のお参りをなさることも肝要です。
故郷のご両親に会われるとご両親が喜ばれる様に、元の産土の神様も喜ばれます。
時々、何をせねばとの想いが強く、神様を怖れられる方がございます。
神様は、善の塊であり、あたしたちを罰するなどという想いは持ち合わせておられません。
しかしながら、あいさつに伺われて、嫌がることもなさいません。
いつも神様を身近に感じる生き方をなさるのが肝要です。

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