あたしたちは、人間関係で悩むことが多々ありますが、その理由の大きな一つは相手を縛ることから起こります。
相手を縛るとは、相手を意識的にか、無意識的にかは別としまして、自分の進む方向と同じベクトルに無理やり変化させることです。
それでは、相手を縛る手段は何かと申しますと、それは、あたしたちが発する言葉だそうです。
それは何かを意図しないちょっとした言葉からも始まるそうです。
例えば、お子さんに、「あなたは試験の時、名前を書くのを良く忘れるので、気を付けなさい」とおっしゃったとします。
それはお子さんのことを思っての親切心からだと思います。しかし、その言葉がお子さんの無意識に鋭い武器となり、自分は名前を書き忘れるという凝りとなり、実際、書き忘れてしまうのだそうです。
アメリカで心理学者による調査でも、名前を書き忘れた人は、自分はいつも名前を書き忘れると思っている人であったことが判明しております。
さすれば、どうすればよいかと申しますと、使う言葉を常に名刀の如く、前向きな・良い言葉のみで構成するのが肝要だそうです。
「忘れないように」ではなく、「まず名前が重要だよ」、が良いのだそうです。

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