臨死体験をなさった方によりますと霊界では、それぞれの霊に名前はないのだそうです。
この世でのみ持てるものであり、そのため、あたしたちの魂はこの世に生まれ出る前に自分で名前を決めてそれをこの世で親になる両親にこっそり知らせているのだそうです。
また昔は、人々は、本名で呼び合うことはほとんどありませんでした。
そのため、普段使うための別の名前を持っていました。これを、「字(あざな)」=通称と申します。
当時、相手(特に目上の人)を諱(いみな=本名)で呼ぶことは、極めて無礼な事とされていたからです(諱はその人の「魂の名前」という認識があり、軽々しく呼ぶものではありませんでした)。
本名を用いて呪いもされたようです。
そのため、通常は字や官位で呼んでいたのです。
つまり、家臣たちが「信長様!」とか「家康様!」と呼ぶシーンはあり得ないのです。
最近、「御屋形様」や「殿」など、名前を呼ばないようにしているドラマも増えました。
史実を正確に表現しようとしている動きの一環だそうです。
ちなみに、「徳川家康」は、正式には「源朝臣徳川次郎三郎家康(みなもとのあそみとくがわじろうさぶろういえやす)」となります。
また悪しきことが起こった時に、自分の名前を唱えることにより我に返りマガツ事を追いやることもできます。
もう一度自分の名前に思いをいたしたいものです。

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