将来のために今を犠牲にするという考えの方がおられます。
それも今の困難を乗り越える一つの方法であります。
しかし、神道では、中今の精神と申しまして、変えることのできない過去や、どうしようもない未来に不安を抱くのではなく、今を思いっきり楽しみ、精一杯生きるのが過去の出来事を良く解釈でき、未来を良い方向に導く要諦と考えます。
この考え方は、今を犠牲にするという考え方の真逆です。
今を犠牲にと考えますとストレスが溜まります。
しかし、今何をやってもそれを楽しめばストレスが溜まりません。
嫌なことが起こりました時には、どう乗り越えようかとゲーム感覚で前向きに取り組むのが肝要です。
日本では古来、やるべきこと、仕事は、罰や苦と考えずに自然な事、為すべきことと考えてまいりました。
天照大御神様も機をおるしごとをなさいます。
仕事は、楽しむべきこと、なくてはならなぬことです。
目の前の困難も仕事と考えて、一つずつこなしていこうと思えばよいのだそうです。
神様は前向きに取り組む方に必ず善き智慧を授けて下さるそうです。
安心して取り組めばよいのだそうです。
「ありがたい」と取り組めばよいのだそうです。

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