そのような時には、北を背にして南向きか、あるいは、西を背にして東向きにして、目の位置より高めのところにお祀りくださいとお答えしております。
住宅の諸事情で、なかなかそれが叶わない時もありますので、その際には、諦めてお祀りなさらないよりは、可能な範囲でなさるのが肝要だと存じます。
しかし、目の高さより上の処にお祀りなさるのは、可能かと存じます。
本来神様は、見上げてお参りするのものであります。
それは神様への尊敬の念の現れであります。
ご神前でお参り頂くときには、立って頂いても、神様は見上げる位置にお祀りされていると存じますが、正式参拝などの時には、立ってお参りなさいますと、神様が下の位置になる場合もあるようです。
可能であれば、膝を折ってお参りなさり、あるいは、せめて、心の中で無礼を謝してからお参りなさるのが肝要です。
神様は、無作法に対して罰されるような気量の狭い方ではありませんが、それであればこそ、敬意を示したいものです。

にほんブログ村













