日本人を論じた本として夙に有名ですが、日本人は時として、冷静な判断に立脚するよりもその時の空気(周辺の雰囲気)に左右され、論理的になれないとの趣旨であり、今もう一度読み直す価値のある本かもしれません。
何度かお会いしたこともありますが、とても静かで穏やかで、丁寧な言葉遣いで慎重に言葉を選んで話される方でした。
また、ご本人はキリスト教信者ですが、神道や皇室のこともとても勉強されておられました。
新型コロナウィルスの感染拡大で、残念ながら論理的な議論よりも感情的なものや、冷静な統計や科学的根拠を欠いた議論も多いように言われております。
空気を読むのは日本人の良き処でもありますが、たまには、自分の趣旨を冷静に判断することも必要のようです。
冷静さを取り戻すには、神棚やご神前で手を合わされる静謐な時を利用されて、自分自身を神様の視点で俯瞰なさるのが肝要だそうです。

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