しかし、このことを冷静に考えますと、それは、未来に対する不安や怖れがあるからと考えられます。
怖れと不安が無くなれば、成り行きに委ねることが出来ます。
そして、結果を受容できるようになります。
ここで考えてみますれば、あたしたちは将来を決めることはできず、常に予想外の出来事に遭遇するのが常です。
どのように優秀な方が予想しても必ず外れるものです。
それはなぜかと申しますと、あたしたちは無意識に、計画を作り、目標を立て、自らの望みの通りに将来をコントロールしようとしているからですが、このようなことをできるのは神様のみであるからです。
敷衍すれば、あたしたちは神様の領域を犯そうとしているのであり、下手をしますと、神様の邪魔をすることにもなりかねません。
さすれば、あたしたちは、努力目標として計画や目標を立てるのは、素晴らしいことですが、それに執着しすぎることがないように気を付け、中今の精神で、まずは、今・ここで出来ることに集中する必要があります。
同時にあたしたちが覚えておくべきは、将来の心配事の9割は実現しないということです。
将来の心配事に執着することはただの無駄です。
あたしたちにとって、将来は重要ですが、それ以上に重要であり、あたしたちの動きが取れるものは、今・ここしかないことをあらためて認識することが肝要です。
ある神職の方から教えて頂きました。

にほんブログ村














