ダライ・ラマ猊下に「これまでの人生で、最も幸せだったのはいつ・どこでだったのでしょうか」、とお尋ねになられたところ、猊下は、言下に、「今・ここです」と答えられた由です。
その同じインタビューアーが別の機会に同じ質問を投げかけられたところ、やはり、「いま・ここです」と答えられた由です。
様々な経験をされてきた猊下が、どのようなことと比較しても「今・ここ」と即座に答えられたことに感動なさった由です。
しかし、これは正しいのだそうです。
神道では、中今の精神と申しまして、取り返しのつかない過去や、どうしようもなく、手の出せない未来のことで心配をするより、自分の力を行使できる、今・ここを思いっきり生きることが肝要だそうです。
何があってもあっても、今・ここでは、生きている、という事実こそ奇跡の塊だそうで、それを理解することにより、あたしたちは多くの感謝すべきことに囲まれていることを認識でき、それは神様への信頼と感謝につながるのだそうです。
ある神職の方から教えて頂きました。

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