神道には教祖様も教典もありません。
「ねばならぬ」ことは示されておりません。
毎日の生活自体が神様への道であります。
さすれば神道の神髄とは何もないのかと申しますと、敢えて披露しますれば、それは、感謝と祓といえるかもしれません。
神道では、全てのものに魂が宿ると考えます。
つまりあたしたちの毎日は、多くの魂や霊のお世話になっているのであり、それらの霊や魂への感謝が肝要です。
もう一つは、祓であります。
神道では清浄を重要と考えます。
毎日神様に手を合わせて、大祓詞や祓詞を唱える、また、入浴の際に荒塩やお神酒を湯船に入れて浸かる、あるいは、撤下塩を身体に振りかけて清めるなどにより、自分の心身を常に正常に保つことが肝要です。
神様は常にあたしたちに善き智慧をお送りくださっていますが、それを受けるにはあたしたちが神様と同じ波長になる必要があります。
そのためには、まず、清浄の御身である神様と同じように自分の心身を清め、邪気を払って、神様からの智慧をもれなく受ける準備が肝要です。
感謝と祓の毎日が神道の道といえるそうです。

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