死の恐怖は、あたしたち人間の究極の恐怖です。
それはどこから起こるかと申しますと、未来の自分の死を予測し想像するというところに生まれます。
それでは、「死の恐怖」とは何かと考えますと、死に至るまでの「肉体的な苦痛への恐怖」、自分という存在が消滅する、「死による消滅への恐怖」、そして、死の実際に自分にはどう体験されるかは知ることが出来ないという「死が予測不可能で道である恐怖」であると考えられます。
しかし、臨死体験をなさった方の証言によりますと、死の瞬間は苦痛でなく、また死は、消滅ではなく死の先に続く世界があることを確信するそうです。
さらに、死の瞬間や死の先にある世界に付いての具体的なイメージや生と死を俯瞰する視点が獲得される由で、臨死体験者によりますと、もはや死は未知のものではないそうです。
つまり、臨死体験をなさった方には死は恐怖という概念は無くなるのだそうです。
これはあたしたちにとりましても心強く、死の恐怖を少なくすることが出来ます。
そして、事実死はこの世を卒業するためにこの世で使った物質である身体を脱ぎ捨てるだけだそうです。
同様のことは、退行催眠や、生まれる前を覚えている子供からも聞くことが出来るようです。
あたしたちの本体である魂は生き通しであり、魂の死はないのだそうです。

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