特に神様の前に出ます時には、そのための心身の穢れを取り除くことが、「きよめ」であります。
神社の手水舎で口を漱ぎますのも簡略された禊祓であり、ほかにも水行、滝行、斎戒沐浴なども同様であります。
神輿の渡御の時、水や塩がかけられたりいたしますのも禊の意味合いを持っております。
神様の心、自分の心に照らして、悪いことをしてはならないということであります。
不思議と今の時代は過去の時代よりもはるかに豊かになっておりますのに、人の悩みはますます増えていって神社にお参りする人々も年々多くなっております。
そうした時代にあって、様々なものに神様のありがたみを感じることが肝要であり、人の営みに不可欠なものであります。
自然のあるがままの発露が神様であります。
このことをもう一度思い出したいものです。

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