人間社会、特に都会に暮らしておりますと、あらゆることのスピードが速くなり、風の音や、せせらぎの音、自然の音に耳を傾けることが少なくなってしまいます。
確かにそこにある音ですが、気が付きません。
綺麗な花が咲いておりましても、感じることが出来ずに無視しています。
あたしたち自身も呼吸をし、鼓動は常に続いておりますが、集中せねば他人ごとになっています。
毎日時間を取って、耳を澄ましますと心のゆとりにつながりますし、あたしたちの生命の営みのなんと奇跡的で、素晴らしいのかを認識できます。
音や声に耳を澄ますことは、そのものに同化し相手を想像することにつながります。
毎日忙しさにかまけておられるなら、せめて、毎日、神棚に手を合わされるときに、静謐な時間を作られ、自分に、神様にそして周辺に耳を澄まされるのが肝要です。

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