客人神とは、外来の神様であります。
記紀にも海の彼方にあるとされます「常世(とこよ)の国」から訪れられた神々が数多く描写されています。
神道では、八百万の神様と申し上げますので、外来の神様に矛盾する概念はなりません。
神道の奥深さと申せましょう。
加えて、動物も植物も、物にでさえ霊性を感じるのが日本人であり、神道であります。
そうしますと、全てが神聖であり、大切に扱うという心が芽生えます。
神道の真骨頂であり、とても良き面であるといえます。
この世のものはすべて神様の創造物でありますから、神道の考えと矛盾はありません。
ただ、創られたものは、神様から離れたものではなく、そこに霊性が生き生きと活動し、あたしたちと同様に精神的活動をしているというのが神道の面白いところであります。

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