西欧での子供は、人間への発達段階の野蛮なもので、そのために教育があるとの考えでした。
これとは異なり、日本では、子供は宝として大切に扱われました。
神様の国からやって来たばかりなので、神様の資質があると考えられ、今でも、伊勢神宮などの神事には子供が大きな役割を担います。
海外の方から見れば、日本では子供を甘やかしすぎているように見られることも多くありましたが、まことに面白いのは、その甘やかしすぎと思われた日本の子供が、素晴らしい大人に育つことでした。
しかし、今、子供は、お荷物のように扱われます。
子育ては苦痛であり、子供との時間は、自分の時間を奪われるものであり、また自分の夢を潰すものとも取られます。
かつて子供のために考えられた様々なことが、最近は、親のために子供の犠牲が軽視されます。
しかし、神様の国からやって来た子供の素晴らしさを再認識し、子供と一緒に二度目の人生を生きる楽しさを思い出し、子供のための子供中心の人生の楽しさを思い出す時期に来ているようです。

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自分は大学生で心理学を専攻しているのですが、今日こちらの記事を読んだ日にちょうど同じく西洋社会における子供の立場や価値観について発達心理学の授業で話題になっていました。最近は子供も少なくなり、老人のために公園などの使い方が制限されたりますます子供の肩身が狭くなっているように感じます。社会の未来そのものである子供達がもっと伸び伸びとしたいと思います。